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底面にくぼみを持つ剛体の空中超音波を用いた二次元位置制御
空中超音波を用いて,大きさ1-2 cmで重さ1 g前後の物体を動かす,センサレスな手法を開発しました.この物体は底にくぼみがあり,音波を遮らないメッシュスクリーンの上であれば,任意の軌道で位置を制御できます. 一つの焦点で一つの物体を動かすため,... -
UltLever: 空中超音波で駆動するパッシブな触覚提示デバイス
Left) Concept of ultrasound-driven passive haptic device. Right) Fabricated passive haptic device presenting 0.7 N force and 2- 30 Hz vibration to the fingerpad. https://youtu.be/CYVpGIibzNs?si=vkRtk5LZSTqUOHEd 超音波を集束させることで、... -
熱画像による空中超音波の2次元計測
https://www.youtube.com/watch?v=vski7YC5alM 空中超音波を用いた触覚提示や音響マニピュレーションなどの技術では、音場の分布を簡単に計測できないことが問題でした。実用的にはマイクを自動ステージやロボットアームで動かして分布計測するしかありま... -
空中超音波フェーズドアレイのセンサ・フィードバック駆動による軽量物体の3次元位置制御
センサ情報をフィードバックし空中超音波フェーズドアレイを動的に駆動することで,軽量な物体の3次元位置を制御する技術を開発しました.さらに,本技術を用いて制御されるバルーンに映像を投影することによって,完全にバッテリーレス・アクチュエータレ... -
空中超音波の制御による遠隔冷覚提示
空中超音波フェーズドアレイを利用して、遠隔から非接触で冷覚を提示する手法について提案しました。本研究の特徴は超音波フェーズドアレイの特性とミストの気化を組み合わせることで、空中に冷たい感触を提示することが可能です。 これまでに、空中で冷た... -
超音波による空中剛体浮揚
超音波フェーズドアレイを用いて、剛体の位置と回転の6自由度に対して自立安定するような力場を設計することにより、波長の3倍以上大きい剛体の浮揚を初めて実証しました。特に非球物体の浮揚は他に類を見ないものです。 波長より大きい物体を浮揚させる... -
ReFriction
ReFrictionとは,空中超音波触覚ディスプレイ(AUTD)を用いて遠隔で発泡スチロールの摩擦を変える装置です. 対象表面の摩擦を変化させるタイプの触覚ディスプレイとして,これまでにスクイーズ膜効果による表面摩擦の低減や,静電気による表面摩擦の増大... -
Hopping-Pong: 超音波による動的物体の軌道制御
https://www.youtube.com/watch?v=v0F5Mp1pvMY 超音波による非接触力を用いて動いているピンポン玉の軌道を変化させる、Hopping-Pongを提案しました。これまで静止している物体の移動制御は多く行われてきましたが、初めから速度をもって移動している物体... -
空中ハプティクス(空中超音波触覚提示)
空中超音波によって皮膚表面の力と温度を制御する空中超音波触覚ディスプレイ(AUTD)の研究を進めています。このような非接触での触覚刺激を用いた触覚インタラクションは「空中ハプティクス」と呼ばれています。詳細はこちら 視触覚クローンと空中触覚タ... -
トス動作の機械学習に基づくバレーボールの球軌跡予測
バレーボールのセッターの身体動作を基に,ニューラルネットワークを用いて,セッターが上げたトスの,0.3秒先のボールの2次元的な位置を予測するシステムを開発しました.Kinectを用いてセッターの動作時の三次元骨格座標を測定し,この情報を時系列順に... -
超音波ベッセルビームによる空中匂い輸送
空中に超音波による「音響ベッセルビーム」を形成し、これに伴って発生する空気の流れ(音響流)により、環境中の匂いの空中運搬を行う技術を開発しました。超音波のビームにより生成される気流は装置の遠方であっても狭い断面積を維持することができ、こ... -
機械学習を用いた0.5秒後の運動のリアルタイム推定
ニューラルネットワークを用いて、リアルタイムに0.5秒後の人間の動きを推定し提示するシステムを開発しました。 Kinectを用いて人間の動きの測定し、その動きを時系列順に並べた物を入力として用いています。また、結果として0.5秒後の動きを出力していま... -
映像に適切な振動の推定と付与
映像内の人物または1人称視点カメラに伝わる振動を推定し、視聴者に提示する視聴体験向上システムを提案しました。 ↓テニスの一人称視点映像 ↓テニスの後ろから視点映像 映像には、その中で起こっている触覚情報を想起させるものがあります。 例えば、テニ... -
HaptoCloneAR
拡張現実視触覚クローン(HaptoCloneAR)は、2人のユーザーがお互いに向かい合う形で触覚付きのインタラクションを取ることのできるコミュニケーションシステムである視触覚クローンの後継システムです。 このシステムは2人のユーザーの真ん中に仮想のディス... -
衣服の上に構成するウェアラブル・ネットワーク
ウェアラブルシステムの実装方式として,シンプルな布状媒体に対しデバイスを手軽に付け外しできる形態を研究しています. 市販の腕時計型のウェアラブルデバイス等では内部に電池を内蔵しています.しかし,非常に小さいデバイスを数多く身体表面に分布さ... -
触覚インタフェース
人間の身体の表面に余すところなく備わっている触覚に注目し,触覚を活用する新しい情報システムの研究を行っています。触覚受容器の物理的な知覚特性をはじめ、人間の知性・知能の根底を支える心や感情と触覚がどのように関係しているかを解明し、触覚へ... -
二次元通信タイル
二次元通信タイルは、タイル状の二次元通信シートを接続していくことで、部屋全体に二次元通信環境を構築できるシステムです。床に触れている机の上でも通信できます*。 各タイルには広帯域のバッファアンプが埋め込まれており、通信領域は自由に拡張でき... -
視触覚クローン(Haptoclone)
*Haptoclone (視触覚クローン) は SIGGRAPH 2015 Emerging Technologies (2015/8/9-13) および SUI 2015 (2015/8/8) でデモ展示されたシステムです Yasutoshi Makino, Yoshikazu Furuyama, Seki Inoue, Hiroyuki Shinoda: HaptoClone (Haptic-Op... -
空中触覚タッチパネル
空中に浮かぶ映像に手を触れて、触感を感じながらタッチ操作するための技術を提案します。近年、種々の空中映像投影技術が提案されていますが、そこには接触感が伴わず、手を伸ばしてもすり抜けてしまうという問題がありました。特に入力インターフェース... -
空中超音波による定在立体触覚像
空中に浮かぶ立体的な触覚像が実現すれば, 人間の3次元空間認識能力を最大限に活かした, 直感的な三次元入力インターフェースが実現する可能性があります. 一方でこれまでの研究で, 光学的なセンシングと単焦点の走査による空間的な超音波触覚像は, およそ... -
超音波による表面硬さの遠隔計測
物体表面の硬さ分布を、物体に触れることなく計測します。計測システムは空中超音波フェーズドアレイとレーザー式変位計から構成されます。従来、柔軟体の表面弾性を測定するためには接触子による加圧や近接ノズルを用いた空気噴流による加圧を必要として... -
二次元通信
薄いシート内を伝播する電磁波によって情報と電力を伝送するシステムを研究しています。生活環境での安全なワイヤレス電力伝送、無線と干渉しない高速信号伝送などの技術を確立し、ワイヤレス・バッテリーレスの新しい情報環境を提案していきます。また、... -
テラヘルツ波フェーズドアレイ
周波数1THz、波長 0.3mm 程度の電磁波を活用する通信・計測システムを研究します。テラヘルツ波の波面を自在に制御するデバイスを確立し、超高速無線通信、生体計測、超高速・高精度の人間行動計測技術を開発します。またテラヘルツ波を活用する応用シス...
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