東京大学 新領域・情報理工・工学部

超音波による表面硬さの遠隔計測

超音波による表面硬さの遠隔計測

物体表面の硬さ分布を、物体に触れることなく計測します。計測システムは空中超音波フェーズドアレイとレーザー式変位計から構成されます。従来、柔軟体の表面弾性を測定するためには接触子による加圧や近接ノズルを用いた空気噴流による加圧を必要としていました。われわれは加圧に空中超音波の音響放射圧を用い、表面を加圧したときに生じる変形を光学的に測定して硬さを推定します。

この計測法を用い、映像・音声だけなく触覚情報までも伝送できる放送システム(空中映像に触れるシステム)をNHKと共同で研究しています。

2014/5/22 報道発表(東京大学)(NHK

(注)運動している人体表面の硬さ計測の実現にはまだ課題があります。

主な研究成果

  1. Masahiro FUJIWARA and Hiroyuki SHINODA,"Remote Measurement of Surface Compliance Distribution Using Convergent Ultrasound," Transactions of the Society of Instrument and Control Engineers, vol. 49, no. 4, pp. 455–460, 2013 (doi: 10.9746/sicetr.49.455)